「プロジェクト２」は、環境・地域創生コースと住居・インテリアデザインコースの選択必修科目です。その中で住居系の課題として、豊後大野市居住支援協議会大学連携地域調査「緒方町の空き屋利活用」に取り組んでいます。今回は、地域調査＋中間報告を実施しました。協議会の事務局でもある偕生会 常楽荘に全面的にご協力をいただいており、今回はご担当の浅倉施設長さん・窓口になってくださっている澤田さん、また渡邊さん、工藤さん、松野さん、板井さんほか多くの職員の皆さんにご協力をいただきました。入所されている方々が協力し一晩かけて昼食をご用意してくださったと伺っています。また地元の皆さまが調査に全面的にご協力くださり、馬場地区は波多野さん、原尻地区は秦さん、中野地区は工藤さん・廣瀬さんがご案内くださいました。その後の中間報告には市役所から廣瀬さん、大分県から廣井さん・山口さん、市議会議員の髙野さんがご出席くださり、学生の報告にたいし意見をいただきました。
わたくし自身は中野地区に同行しました。ただ建物を計測し記録するだけではなく、地域の皆さんの暮らしぶり、また戦時中から現在に至るまでの人生経験についてエピソードをたくさんうかがい、感動し心を通わせる貴重な調査となりました。学生たちも、期するところがあったようです。12月の最終報告に向けて、しっかり取り組んでくれることでしょう。大いなる成長が期待されます。最後に、浅倉さんが「人と人の思いをたいせつにしてほしい」とおっしゃったのが印象的でした。（近藤・江越・石井・福田）