これからの時代は、地域の独自性や特徴を活かした地域づくり・まちづくり、地域にあった建築物の設計・施工、歴史遺産や環境の保全・再生が重要となります。そこで、１年生「プロジェクト１」では、最初のステップとして、地域の実態を身をもって体験するための地域保全活動を実施しています。
　今年度からは、従来の豊後大野市大野町土師地区だけでなく、大分市佐賀関地区の活動を開始しました！
　第１回目の現地研修では、ＮＰＯ法人さがのせき・彩彩カフェ、大分県建築士会佐賀関支部の方々のご指導のもと、豊予海峡を望む関崎灯台周辺の環境整備を行いました。
　学生達の活動により、灯台周辺の見晴らしをよくすることができ、遠くには四国の佐田岬半島を望むことができるようになりました。
　また、活動終了後は、関崎灯台の歴史の説明を受けたり、関崎海星館館長による講話をいただき、佐賀関半島の現状について学習する機会となりました。
　佐賀関地区の地域づくりの取り組みとして、今後は夏合宿、秋の研修と続きます。（吉村）