Topics2026/03/10

京都・奈良 研修旅行レポート

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3月10日からの5日間、建築学科の京都・奈良研修旅行を実施しました。
日本文化の珠玉の作品が密集する古都で、建築と庭園群をめぐるフルコース料理のような旅となりました。

建築学科の学生は、講義を通して様々な建築や庭園の特徴を学びます。しかし、実際の空間を目の前にしてどのような感覚になるのか、あるいは自分はどの作品に心惹かれるのかは、現地を訪れて本物を体感しないと決して分かりません。こうした感覚や経験は、将来建築の仕事に携わる上での指針やモチベーションになり得る、非常に大切なものです。

奈良エリアでは法隆寺や法起寺をはじめ、浄瑠璃寺や東大寺などを訪問しました。日本最古級の木造建築群において、構造や意匠の特徴をじっくりと観察し、また斑鳩の農村風景の中に古刹が佇む情景をしみじみと味わうことができました。東大寺では、重源ら優れた建築家でもあった僧侶たちがどのような思想を空間に表現したかったのか、教員の解説を聞きながら思いを馳せました。

京都エリアでは郊外を中心にめぐり、桂離宮で日本庭園の精緻な美に圧倒された後、醍醐寺や平等院を訪れました。平等院では建物の内部拝観も行い、平安時代の貴族が目指した浄土教建築の荘厳さを肌で感じました。

散策最終日は学生たちが各自の興味に合わせて自由研修を行い、夕刻のフェリーで帰路につきました。

当時の設計者の意図を読み解く、教員の解説とともに巡った旅は、学生にとって忘れられない経験になったことと思います。
また、現地での3日間、晴天に恵まれたことも幸運でした。

次年度以降も、ぜひ多くの学生に参加してほしい素晴らしい研修旅行でした。
(福田)