11月2日と3日、三浦ゼミでは、木造建築群が多く建設されている高知県梼原町にて、研修を行いました。高知県梼原町は、環境モデル都市、SDGS未来都市、そして、環境省先行地域として、環境まちづくりに力を入れている自治体として有名です。また、世界的な建築家・隈研吾氏の設計による木質建築6施設があることでも知られています。初日は、梼原町まちづくり推進課魚濱係長、高知工科大学土居先生から、6地域の共同事業体と地域交通をうまく活用した脱炭素社会に向けた取り組みについてお話を伺いました。翌日は、隈研吾氏が木造建築を積極的に設計するきっかけとなった「ゆすはら座」をはじめとして、梼原町役場、まちの駅ゆすはら、雲の上の図書館などの先進的な木質建築の見学を行いました。特に、複雑な木材の組み合わせによる小屋組みは、今後の卒業設計や建築設計の参考となりました。今後も、三浦ゼミでは、積極的に先進的な木質建築について調査研究を行いたいと思います。(三浦)