キャブ チェアとは、サイドチェアのひとつで、コードバン革を使った物のことです。イタリア人で、国際的な工業デザイナーとして知られているマリオ・ベリーニがデザインした物をキャブチェアと名付けました。イタリアモダンの典型的なデザインであり、機能美の追求とも言えます。フレームは金属で作り、耐久性も高める一方で、コードバン革によって全体を覆ってしまうため、金属的な質感は前面に出てきません。使えば使うほど、耐久性の高いコードバン革が味わいを高めていくため、部屋の中での存在感が高まります。シンプルでありながらも、構造強度という面でも高い機能性を有しており、空間をスタイリッシュな物に変えていくことができる椅子と言えます。本学には、このような世界中の名作椅子が展示しています。オープンキャンパスや学園祭の時に見ることが出来ますので、興味のある方はぜひお越しください。(小野)
参考文献
https://www.token.co.jp/estate/useful/archipedia/word.php?jid=00016&wid=29070&wdid=01#:~:text=%E3%80%8C%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%96%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81,%E7%BE%8E%E3%81%AE%E8%BF%BD%E6%B1%82%E3%81%A8%E3%82%82%E8%A8%80%E3%81%88%E3%82%8B%E3%80%82