アーティストの指導のもと展示装置・展示空間をデザインすることで、学生の飛躍的な成長を促すプロジェクトです。
建築学科学生全員を対象に応募者を募り、画家 伊藤 裕美子 氏 ・ 建築家 宮部 洋二 氏とのコラボ作品を制作しました。春休み中に制作三昧の文字通り「熱い春」を過ごした有志学生たちの成果が、4月15日（金）より5月8日（日）まで、久住高原 ギャラリー「みずしの森」にて展示されています。
いささか遠方ではありますが、雄大な風景を愉しむことができる、素晴らしいロケーションです。
ぜひお運びいただき、カフェでゆったりとした時間をお過ごしください。（近藤・江越・西村）

［以下、宮部氏による講評です。］
学生たちは「模型（≒1/20）から実物（1/1）」へ移行する作業の中で、現実の重さを感じ、それに対する必要な強度、更に自立するための工夫など・・悪戦苦闘の連続でしたが、それぞれに結論を導き出し自身のデザインとして完結させていました。
そして現地でのリアルな空間創造の作業に熱中している姿は眩しくキラキラ輝いていました。久住高原の風を・・光を・・肌で感じながら、小さな森との交信・交流も経験していたように思います。
これから新しい学年を迎えそれぞれの課題に向き合っていく中で、こうした経験を活かしながら、引き続き前向きに突き進んで行って欲しいと思います。