佐賀関ボランティアガイド協会 後藤 英文 氏のご案内により「海舟・龍馬思索の道」佐賀関コースのフィールドワークを実施しました。
上浦港（うわうらこう）からロケーション撮影を開始し、早吸日女神社、徳応寺と、ここまでは江戸時代から遺る街並みを堪能しながら順調に進んだのですが、有屋峠から虎御前峠（とらごぜとうげ）に至る、有史以前から人が通って固められた山道の探検はかなり困難でした。
その後、西谷橋、中の原古墳（なかのはるこふん）、築山古墳、教尊寺、馬場古墳と、ハイエースで巡るにはいささか無理のある細道ばかりでしたが、古い本物の街道（かいどう）は崖っぷちもあり、狭いところで幅30cmくらいしかなく、いくら日本のため生きて長崎へ到達しなければならないためとはいえ、勝海舟の一行はこんな道を長崎まで歩んだのか！と想うと、気が遠くなりました。
このような経験はめったに得られるものではありません。参加した学生たちは、ほんとうに貴重な体験をしました。私も、おそらく生涯忘れないことでしょう。
先週に実施した鶴崎コースの様子もご覧ください。（近藤）

• 鶴崎コースの様子