本来の計画では、まちづくり雪笹 株式会社の皆さまにご協力をいただき、実際に体育館など避難所となり得る場所にモックアップを設置し、避難体験を実施する予定でした。しかし、コロナ禍下において3密が懸念されることから、実地での社会実験は断念し、大学校内で擬似実験を実施することとなりました。
今回は、それに替えて、住民と共に安全について自由に幅広く考えるための機会として、まちづくり雪笹 株式会社主催による竹林保全を目的とするワークショップに参画しました。11月とはいえ長袖ですと汗ばむ陽気でしたが、学生たちは熱中症に留意しつつ、古くなり繁茂した竹林のクリーンナップ作業に全力で協力しました。
住民の皆さんと協働する中で地域の環境を整えるため営々と努力を重ねることで、安全・風致の維持、地域の住環境整備、延いては観光までも含めた一体として改善していく取り組みについて実体験を通じた学びを得ました。(近藤・江越)