Topics2020/10/19

舞子浜リビング プロジェクト#2 参加

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10月18日(日)に大分商工会議所大在支所の主催で「舞子浜リビング プロジェクト#2」が開催され、木村研究室は運営委員として参加しました。今年は新型コロナウイルスの影響もある中で、一般参加者約90名と、ボランティアスタッフの総勢200名程度の参加がありました。

このイベントは舞子浜緑地帯の清掃活動が主な内容ですが、木村研では清掃後に干潟を見ながら、くつろぐための大きく2つの作品を展示させていただきました。それらは、ランチ提供用小屋のマドフレームと組み立て体験イベントとしての竹ドームの作成です。

ランチ提供小屋は干潟を見るマドとして、竹ドームはリビングのオブジェとして、学生たちが設計と制作をしてくれました。

ランチ小屋兼マドは大在中学校の学生が、一般参加者のランチの販売所として利用してくださいました。また竹ドームは制作体験として小・中学生を含めた38名の参加をいただき、木村研の学生と一緒に大2つ(直径4m、高さ2m)と小4つ(直径2m、高さ1m)のドームを作りました。

前日の雨が嘘のように当日は晴天に恵まれ、心地よい時間をソーシャルディスタンスを取りながら、満喫することが出来ました。アコースティックライブなどもあり、舞子浜の干潟が大在のリビングとして利用された瞬間を私たちも一緒に体験することができました。

今年度は多くのイベントが中止されています。マスクの着用や距離をとった状態での大在住民との交流となりましたが、学生にとっても地域の方々と触れ合う良い機会になったと思います。

建築学科としては模型作りだけではなく、1/1の実寸の大きな家具を作る機会もなかなか無いため、よい経験になったと思います。そして、自分たちの制作物を一般の人に利用してもらう、使い心地のコメントをいただくといった建築家としての自覚形成の機会になりました。このような状況下でも、なんとか地域貢献を引き続き行っていければと思います。

さらに、マドフレームと竹ドームは、10/26(月)まで設置予定です。マドフレームは写真館に、竹ドームは短冊を用いて大在に対する質問・回答を書き足せる受け皿となっています。ぜひ作品等を見に舞子浜緑地に足を運んでいただければと思います。(木村)