Topics2020/08/07

卒業生の仕事シリーズ(5)高橋 由美 氏

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高橋 氏は、本学を卒業後、生活空間デザイン室、青木茂建築工房を経て2019年に建築家として独立なさいました。
これまで数多くの建築作品に関わってこられました。中には有名な作品もあります。
また、一級建築士のほかにCASBEE建築評価員やインテリアコーディネーターとしても仕事をなさっています。
今回は高橋由美建築設計として手がけられた「山口県宇部市で建築板金業を営む会社の社屋」をご紹介いただきました。(近藤)

[以下は、高橋 氏による作品解説です。]
この建物は、山口県宇部市で建築板金業を営む会社の社屋です。用途は工場で2階建て鉄骨造の建物です。
建築板金業ということで外壁と屋根の仕上げ材料は金属板です。
1階は、エントランス、作業場、休憩室、倉庫、通用口で構成しています。作業場は、大型車が入ってクレーンで荷積みできるように二層吹抜けの大空間としています。
2階は、事務室、会議室、倉庫で構成しています。2階廊下は、1階の作業場を見渡せるように一部ガラス張りとしました。
内装は、建設業の「3K」を払拭できるように、明るく爽やかで清潔感があることを考慮しています。
この社屋で社員が快適に働くことができ、愛着が持てる職場となることを願います。

撮影者:フリーカメラマン 細見里香(ほそみりか)