Topics2018/06/04

設計製図3特別講義

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3年生の「設計製図3」では、2年生までに培った製図技術・建築の知識を活かして、自らのアイデアで設計製図課題に取り組みます。

今回は、本学 非常勤講師でもある建築家 宮部 洋二 氏による特別講義を行いました。

「自分のマークを空間化する!」~あの時の空気・雰囲気を閉じ込める~と題して、誕生日や記念日など強く印象に残っている出来事を思い起こし、その日を表す「数字」をもとに空間をデザインする課題です。
学生は各自のテーマをもとに、様々な素材を用いながら制作を行いました。

授業の最後に作品発表会を行い、各自の作品のモチーフになった数字、背景などを全員が説明しました。
また、今回ゲストとして彫刻家 森 貴也 氏にもお越しいただき、学生の作品に貴重な意見をいただきました。

建築は条件によって計画の大枠がおおむね決まることが多いのですが、そうではない自分の中から溢れてくる機能だけでは説明することのできない部分も重要です。
学生たちは、今回の課題で、建築に使用する素材それぞれに着目する重要性、空間創造をするときの考え方・展開方法などを学びました。
今後の創作活動に活かしていけることを期待したいと思います。

(近藤・児玉)