Topics2018/05/22

授業風景:プロジェクト1

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地方の今後のあり方を考えた場合、地域の独自性や特徴を活かした地域づくり・まちづくり、地域にあった建築物の設計・施工、歴史遺産や環境の保全・再生が重要となります。

1年生の「プロジェクト1」では、大分県の基幹産業である農林水産業を中心とした地域や伝統文化を守る祭の実態を現場見学・体験とワークショップを通じて肌で感じ、地域が直面する課題や問題点を正しく認識することで、建築学において必要になる地域づくりや地域再生のための計画立案に向けての基礎知識を習得すること、そのための感性を養うことを目的に実施しています。

今回は初回の学外活動に向けての事前研修です。

NPO法人ABC野外教育センター 藤谷氏のファシリテートで、地域活動における行動の注意点などについてゲームを通して学んでいきました。

まず始めにじゃんけんを使った簡単な自己紹介ゲームを行いました。
学生たちは楽しみながらゲームを行いましたが、ファシリテーターの説明をよく理解せずにゲームを始めたので全く違うゲームになってしまいました。
学生の皆さんは、うまくいかなかったことを振り返った後、もう一度ルールの説明を受け、今度はゲームが成立しました。
このゲームでは、きちんと説明を聞かずに、わからないことをそのままにしておくと、当初の目的を達成できないことを学びました。

「プロジェクト1」では地域における活動がメインになります。
藤谷氏より、協力していただく地域の方々に迷惑をかけず、お互い気持ちよく活動を行うためにはルールをよく理解し、そして一人一人が意識をもって取り組むことが大切になるということを教えていただきました。

その他にもいくつかのゲームを通じて学生たちは、大学生として自ら考えて行動することの大切さを学んでいきました。

2週間後に最初のプロジェクト活動が、佐賀関班と豊後大野班に分かれて行われます。
今回の研修で学んだことを活かして、現地でもしっかり学んできてもらいたいです。

本日はお忙しい中、研修を行っていただきました、NPO法人ABC野外教育センター 藤谷様、NPO法人さがのせき・彩彩カフェ 山田様、ありがとうございました。

(池畑・児玉)