Topics2018/05/21

「建築材料実験」鉄筋コンクリート梁の作製

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2年生の「建築材料実験」の授業では、建築物の構造素材である、コンクリート・鋼材・木材の特性を実験を通じて理解する講義です。

今回は、実験で使用する鉄筋コンクリート梁の作製を行いました。

まず、鉄筋コンクリート梁に使用する鉄筋を組みます。
前回の反省を活かして、壊れないように結束線で組んでいきました。

次に型枠の作製です。
各チームで、コンクリートを流し込んだ時に漏れたり、反ったりしないよう考えながら型枠を作成していき、組んだ鉄筋を型枠の中に入れ固定します。

そして、チームごとで計算した数量で材料を調合し、練り混ぜていきます。
なかなか材料がうまく混ざらず、みんなで交代しながら練り混ぜていきました。

いよいよ、型枠にコンクリートを流し込みます!
バイブレーターを使いながら打設します。
振動を与えることで、コンクリートの中の空隙(隙間)が無くなり、よりきれいで強固な鉄筋コンクリート梁になります。

最後に表面をきれいにならし、完成です!

5月になり、気候もだいぶ暑くなってきました。
学生たちは暑い中、熱心に作製を行っておりました。

これから4週間の養生を行い、その後破壊実験を行います。
果たして、きちんと強度が出るでしょうか?
結果が楽しみです。

また、実験結果もご報告したいと思います。

(濱永・児玉)