非常勤講師 末成祐二先生（末成・住まいまちづくり研究所 代表、大分県建築士会 副会長）の計らいにより、大分県立屋内スポーツ施設の工事を見学しました。フジタ 彭城友哉氏らによる概要説明の後、実地見学しました。この季節にしては暖かく、天候に恵まれました。参加した学生たち（２年生）は皆、図面を片手に未来の完成した施設の姿を想像しながら現場の様子を目の当たりにしました。無垢の木材による大スパンのモックアップに驚き、通常の1.5倍の鉄筋量を誇る基礎工事に感心しました。また「けんせつ小町」と称して建設業で働く女性を応援する取り組みや、水洗で清潔な大型仮設トイレの設置など、これまでの常識を超えた新時代の建設現場の姿に目を見張りました。身近にあるこうした素晴らしい事例をできるだけ多くの学生に知ってほしいと思います。（近藤）