プロジェクト１は地域で活躍する建築技術者として、地域の現状を見て感じるための専門基礎科目です。例年は全員が豊後大野市のふるさと体験村で地域の環境整備をするのですが、今年度から豊後大野と佐賀関に別れて実習を行います。ここでは、豊後大野での実習を報告します。

豊後大野市では、大野町の土師（はじ）地区でお世話になります。土師地区は豊後大野市の中でも高齢化率の高い地域ですが、それでも地域の皆さんは地域資源を活かしていろいろな取り組みをされています。

当初は一泊二日の日程で実習をする予定でしたが、台風接近のため日帰りに変更になりました。到着後に『ふるさと体験村』に集合してオリエンテーションをしました。オリエンテーションで作業の諸注意、授業の目的に再確認をした後
(1)河川プール清掃
(2)体験村の薪作り
(3)ゆず畑の除草
(4)体験農園の除草
の4つのグループに分かれて作業をしました。猛暑日の作業で熱中症に気をつけながら、地域の方の指導のもとで地域の環境整備に取り組みました。そのなかで、地域の方と交流をすることが、今日の実習の目的です。

お昼過ぎまで作業をした後に昼食の時間です。昼食は昨年度できたカフェHajiPostのかたに作っていただきました。山の中とは思えない、オシャレな料理です。
昼食の後は、作業の内容を振り返りました。身振りあり、板書での説明ありのパフォーマンスで自分たちの作業を説明します。

15時になって今日の実習は終了です。台風で日程が短縮になったぶんの振替は10月に実施する予定です。