Topics2017/06/02

設計製図3特別講義

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3年生の設計製図3では、2年生までに学んだ基礎的な製図・設計技術を活かし、より高度な設計製図課題に取り組みます。第一課題は過疎地域をアクティベートさせる木造を含む二世帯住宅、第二課題は地方都市のランドスケープ・まちづくり・アートシーンに影響を与える美術館の設計です。それぞれ7週間ずつ取り組みます。授業は15週間ありますので、1週間インターバルが生じます。その時間を利用して、今回、建築家 宮部 洋二 氏による特別講義を開催しました。課題の詳細は、添付資料(PDF)のとおりです。
宮部氏は、昨年度に美術部の学生とコラボして、竹のモニュメント「月の龍」を制作し、1ヶ月あまり、大分市美術館のエントランスホールにオブジェ展示をなさいました。今回は、その先(もしくは根源)にあるもののご教授を期待し「素材の力を呼び覚ませ!」〜響きあう空間を考える〜 と題して講義と演習指導をお願いしましたところ、学生たちに建築家として不可欠な素材に対するリスペクトと空間創造の源泉に関わる発想の展開法との関係、およびクラフトマンシップのスピリットを伝えてくださいました。貴重な授業になったと思います。(近藤)