Topics2024/02/08

橋梁と港湾の現場見学会

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環境・地域創生コースでは様々な社会基盤を取り扱います。
期末試験も終えた日程で高速道路と港湾の現場見学に行きました。
最初の現場は宇佐市院内町の東九州自動車道香下大橋で、高速道路の4車線拡幅に伴って高架橋の架橋とトンネルの掘削が行われています。今回は西日本高速道路株式会社と極東興和建設株式会社のご協力のもと、橋梁工事の見学をさせていただくことになりました。ここではプレストレストコンクリート(PC)という現在の大規模構造物では不可欠の技術を使っています。授業では学んだものの、実際にPCを使っている現場を見るのは初めての経験で、PCの強靱さや現場の規模の大きさに圧倒されました。
午後からは下関市に移動して、国土交通省九州地方整備局下関技術調査事務所の水理実験場を見学しました。折しも実験場では大分港の実験をしており、3次元平面水槽での越波実験と2次元造波水槽での消波ブロック移動実験を見学することができました。実際の港湾の設計がコンピュータシミュレーションだけでなく水槽実験でも検証されることを学びました。
土木施工や行政、建設コンサルタントの仕事はイメージしにくいのですが、このような機会をつくることで将来の進路選択にも役立てることができます。
今回の見学会は西日本高速道路株式会社、極東興和建設株式会社、国土交通省九州地方整備局、三洋コンサルタント株式会社の協力を得て実施することができました。この場を借りてお礼を申し上げます。(池畑)