10月28日に城下町杵築観月祭が開催される予定です。名月を愛でながら名跡である大原邸と一松邸でお茶を点てるお祭りです。杵築は坂の多い城下町なので、紙灯籠で足下を照らすようになり、灯りのイベントに発展しました。今年度も、昨年度に引き続き、学生たちが中根邸を灯籠オブジェで美しくライトアップします。今回は、そのために現地視察を実施しました。一過性のお祭り騒ぎで終えるのではなく、将来にわたって安心安全な夜間景観を演出するためのまちづくりにつながる取り組みです。学生たちは、杵築市教育委員会 文化・スポーツ振興課 文化財係 主査 である阿南 雅希 氏より中根邸と杵築の街並みの歴史についてお話を伺い、一般社団法人 杵築市観光協会 事務局次長の内田 雄大 氏より観月祭に向けて期待されている内容についてレクチャーを受けました。その後、半数の居残り、夜間照明の実験を実施しました。くしくも旧暦8月15日の十五夜です。中秋の名月を見上げながら、学生たちは何を思ったことでしょう。一ヶ月後をお楽しみに。（近藤・江越）

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