建築学科の専門科目である「プロジェクト2（豊後大野班）」授業の皮切りとなる研修会が行われ、2～3年生12名が豊後大野市を訪れました。
本授業は、豊後大野市居住支援協議会（事務局：社会福祉法人 偕生会）全面協力の下、学生が地域のための新たな住まいの形を提案するものです。

11時に豊後大野市到着後、会場の養護老人ホーム常楽荘にて趣旨説明や自己紹介、事例紹介の動画視聴を行いました。昼食には美味しい手作りカレーとポテトサラダをご馳走になり、一同舌鼓を打つ場面も。
昼食休憩の後は3グループに分かれて3つの地域（馬場地区、原尻地区、中野地区）を訪れ、地域内を徒歩で観察した他、空き家や居住中の家屋等を見学しました。各グループは学生3～4名、教員1名、サポート学生1名、常楽荘職員1名、地域の方々1～2名で構成され、学生は熱心にコミュニケーションを取りながら地域での暮らしの様子を学んでいました。
この他、国登録有形文化財である旧緒方村役場を特別な許可を頂き見学させていただくなど、とても充実した研修会となりました。

今回の経験を活かし、年末の成果発表および9月下旬の中間発表に向けて、成果物の作成を行っていきます。（近藤・江越・石井・福田）