Topics2018/12/17

「大分県東九州新幹線整備推進期成会シンポジウム」が開催されました

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「大分県東九州新幹線整備推進期成会シンポジウム」が本学で開催されました。

シンポジウムは、会長の広瀬知事のあいさつに始まり、基調講演では鉄道ジャーナリストの梅原淳氏が「東九州新幹線の開業で変わる生活、変わらぬ絆」と題してご講演されました。
ご講演では、新幹線整備の基本的な流れ、東九州新幹線の効果や課題を具体的な事例や数字を使いながら分かりやすく解説いただいたのち、これからはこれまでの常識にとらわれない新しい形の新幹線「スマート新幹線」を若い人たちの発想で考えていくべきだとの提言がなされました。

その後、パネルディスカッション「東九州新幹線の効果と期待について」が行われ、コーディネーターとして本学建築学科の吉村 充功教授、パネリストとして建築学科2年 板井臨さんが参加しました。
学生代表として参加した板井さんは、事前に県内外の友人50人にアンケートを取り、東九州新幹線の構想自体が知られていない、目に見える形で効果を認識すると賛成意見が多くあがったなどの調査結果を発表しました。また、整備に時間がかかるとしても、20年30年はあっという間に時間が経つので、それまでにそこに住む人が地域の魅力を磨くこと、それを担うのは自分たちの世代であることなどの意見表明を行いました。

会場には多くの学生も参加し、大変興味深い話を多く聞くことができ有意義な時間となりました。
(吉村・児玉)