3年生の「施工1」は、建築士や建築・土木施工管理技士の試験においても重要な建築・土木工事の施工分野を学ぶ講義です。

今回は特別講演として、河津建設株式会社代表取締役社長の河津龍治氏と株式会社川原建設代表取締役社長　川原修幸氏、工務第二課副主任　田本哲也氏にお越しいただき、実際に建設業で働く実務家により講義を行いました。

河津氏からは、「九州北部豪雨による災害に対しての建設業協会の対応」と題して、被災地の復旧に対して建設業はどのように対応しないといけないのか、実際の工事の様子を踏まえて説明いただきました。

その後田本氏より、CIM（コンストラクション・インフォメーション・モデリング）の活用事例について説明いただきました。
工事のモデル化を行い、設計変更の協議や地元住民や各業者への説明など幅広く活用できます。

学生は講義だけでは得ることのできない、実際の建設業界の現場を知ることができ、大変勉強になりました。

また、この特別講義の前段として5月9日の授業では、国土交通省大分河川国道事務所長の今田一典氏による「国土交通行政等に関する最近の話題」というテーマで特別講義を行いました。

最後に、貴重な講演をいただきました、河津建設株式会社の河津様、株式会社川原建設　川原様、田本様、ありがとうございました。

産学官連携による建設業界が共同で取り組む共育が実施できて、授業担当者として関係各位に感謝申し上げます。

（園田一則）