大分県立屋内スポーツ施設の工事現場を井上研究室で見学しました。
まず始めに、施設の概要や工事状況、競技場屋根部分の建設方法を大分県施設整備課の方から説明していただきました。
スポーツ施設には県産材を多く利用しておりますが、屋根部分には大量の大分県産スギの無垢材(製材)を使用するため、構造材の品質にばらつきがでてしまいます。
強度区分の振り分けや構造材の加工を工夫することで、大スパンの屋根構造の建設が可能となっています。
その後の現場見学では、建物規模に圧倒されながらも、大型木造建築の可能性に感動しました。
学生たちは普段知ることのできない実際の現場の様子を見学でき、大いに勉強になったと思います。
大分県施設整備課や施工担当の(株)フジタの皆様にはこのような貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
(井上・児玉)