9月16日〜18日の三日間、湯布院研修所において学生ワークショップが開催されました。日本文理大学のほか、九州工業大学、北九州私立大学、九州産業大学、近畿大学、九州職業能力開発大学校、また、韓国より釜山大学、東亜大学、東西大学、釜慶大学の建築設計を学ぶ学生たちが一堂に会し、湯布院研修所のより優れた改修計画案を競い合いました。本学の菅教授が中心となり、日本建築家協会北福岡地域会の建築展実行委員会メンバーで企画した学際的な学生ワークショップです。本学からは、２年生から大学院生まで８名（［M1］山下・［4年］上杉・齋藤・［3年］安里・安達・［2年］下地・調・蓮井）が参加しました。
台風のため、参加した学生たちは研修所に缶詰状態となりながらも、夜を徹して制作に励みました。最終日は、朝8:30より各チーム20分程度ずつ、14チームが発表しました。本学の８名も、しっかりとしたプレゼンテーションを行うことができましたが、入賞はなりませんでした。
九州と韓国の若き精鋭たちが、湯布院研修所の将来について熟考し多くの提案を残してくれました。今後の改修計画の参考になるかもしれません。また、日本建築家協会の建築家たちにとっては優れた国際公益事業として、価値の高い実績となりました。そして、参加した学生たちにとっては生涯の糧となる素晴らしい経験となったことと思います。（近藤）

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