Topics2017/07/03

一年生が完成間近の宗麟大橋の現場を見学しました

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一年生の教養基礎科目として開講される社会参画入門の中で、完成間近な宗麟大橋の施工現場を見学に行きました。
社会参画入門は全ての学科に開講される必修科目で、大学で学ぶために必要なノートテイキング、ライティング、リーディングの技術を身につけるとともに、企業取材を通じて県内の会社の様子を知ることを目的とした科目です。
今回、建築学科は2つのコースに分かれて見学をしました。ここでは、公務員の仕事を知ることを目的として、建設中の橋梁の見学に行ったコースの見学の様子を報告します。まず見学に先立って、先週は大分県土木建築部の仕事の内容を自分で調べて見学の準備に臨みました。
そして、今日の最初の1時間は大分県土木建築部と中部振興局の方から、建築と総合土木の技術職の仕事内容と採用試験の概要について教えていただきました。
その後、バスで移動して宗麟大橋の工事現場を見学しました。宗麟大橋は大分川に50年ぶりに架かる橋で、今年度中の完成が予定されています。現場の説明では、土木建築部の予算と宗麟大橋の工事費といったお金の話、舗装や工程、都市計画といった技術の話に加えて、鉄筋の結束を実際に体験させていただきました。
大分県では猛暑日を記録する暑い中、学生の皆さんは熱心に説明を聞いていました。来週の授業では見学の成果をもう一度振り返って、小グループで意見の交換をして他人から見た見学会の様子を意識して、もう一度見学会の内容を整理します。
このような学習を繰り返すことによって、グループで物事を調査する方法についても学ぶことができます。

最後に見学にあたって、猛暑の中、大分県土木建築部、極東興和株式会社、ピーエム工業株式会社の皆様には大変お世話になりました。(池畑)