１年生前期の「社会参画入門」は、一言でいえば社会人基礎力を育むための教養基礎科目です。ノートテイキング、ライティングスキル、プレゼンテーションなど大学での学修のために必須となる能力を、教科書を使った通常の勉強に加え、企業研修、図書館ツアー、発表会等の実習授業によって実践的に学びます。

今回は、各チームに分かれての企業研修でした。
建築学科のうち半数の学生は、パークプレイス大分株式会社（http://www.parkplace-oita.com）を訪ね、営業担当の三河尻涼太氏より、示唆に富んだお話をうかがいました。動画や豊富な写真・データを用いた魅力的なプレゼンテーションもさることながら、ご本人の体験を踏まえた等身大の語り口は、企業活動の紹介に留まらず、組織とは何か、働くことの意味など、これから大学での様々な体験や学びを経て社会へ羽ばたこうとする新入生たちにとって、キャリアについて幅広く、ときに深く考えさせられる良い経験になったと思います。（近藤）